異父兄弟を同時に産むことも

猫は1回の交尾でほぼ100%妊娠する

繁殖力が強い動物として知られている「猫」。それもそのはず、彼女たちは1回の交尾でほぼ100%妊娠するからです。

発情期じゃなくても交尾・出産できる

ヒトや犬などのメスは、性成熟期を迎えると排卵が起こるようになり(自然排卵)、その前後数日に交尾することで受精する仕組みになっています。一方、やウサギなどは交尾の刺激によって排卵が起こるため(交尾排卵)、一度の交尾でほぼ確実に妊娠するというわけなのです。

猫の発情期は日照時間の長い春から夏がピークといわれていますが、人工的の照明を浴びることで一年中妊娠できるようになります。猫の妊娠期間は約2か月、一度の出産で4~8匹の子猫を出産し、2か月で再び妊娠できるようになります。環境省は猫の繁殖力について、1匹のメス猫が3年後には2000匹以上にまで増えると試算しています。

複数のオスの子どもを一度に産める

また、メス猫が複数のオス猫と交尾してそれぞれの精子が着床した場合、父親の異なる子猫を同時に出産することも。

さらに、妊娠中に再度交尾をした場合、新たに子猫を妊娠することもあります(重複妊娠)。ただしこの場合すべての子猫を同時に出産することが多く、後から妊娠した子猫が未熟児となってしまうので注意が必要です。

かわいい顔してなかなかハードな猫の生態。野良猫たちへの避妊去勢手術の大切さがあらためてよくわかりますね。

1992年生まれ。一児の母。自称・東洋一のおバカブログ「オリエンタル愛ランド」の管理人。脳内の8割くらいは下ネタです。 青年漫画、ゲーム、動物全般、プロレスが好き。性の目覚めはキューティーハニーのOVA。